【簡単】チープカシオ「LQ-142」自分で電池交換！コスパ最強の腕時計

腕時計の電池を自分で交換しました！
電池交換をした腕時計は、カシオ「LQ-142」です。

妻の時計なのですが、価格が安く傷つくのを恐れず使え、それでいて安っぽくないので仕事用の時計として気に入っているようです。
カラーバリエーションが豊富で防水仕様！

電池が切れるたびに買い替えていましたが、「自分で電池交換できないかな？」と思いチャレンジしてみることに。

自分で電池交換ができれば、かなり費用を節約できますよね。

電池の取り扱いなど、注意したほうがいいことをまとめました。

電池交換に必要なものは３つ

ピンセット、精密ドライバー、新しい電池を用意します。
電池の型番はSR626SWです。

ピンセットと精密ドライバーは100円ショップで購入しました。

電池交換の手順　３ステップ

step1 裏蓋をこじ開ける

まずは裏蓋を開けます。
1.6mmのマイナスドライバーを使いました。

時計の裏側、上と下にドライバーを差し込める隙間があります。
ドライバーを差し込み、テコの原理を意識して上方に力を加えると、パカッと蓋が開きます。

ネジ留めではないので、少しの力で開きます。

今回は1.6mmのマイナスドライバーを使いましたが、隙間に差し込めるサイズであれば、どのような大きさでも大丈夫です。

裏蓋を開けるとすぐに機械部分が見えます。
裏蓋に黒いパッキンがくっついてきたら、優しくもとに戻してください。

step2 古い電池を取り出す

電池を押さえている棒を、矢印の方向へ押します。
少し横にずらすと、電池がポコっと取れます。

このとき、電池が勢いよく飛び出すことがあるので注意してください。

作業中に触れるのは電池のおさえ部分のみです。
他の場所には、極力触れないようにしましょう。

他の場所を傷つけると、故障の原因になります。

step3 新しい電池に交換して、裏蓋を閉める

あとは裏蓋を閉めます。

裏蓋はそのままはめ込むだけです。
上下の向きに注意しましょう。

裏蓋を閉め、時刻をあわせたら終了です。
おつかれさまでした！

時刻の合わせかた

リューズを引き上げると、時計の針を動かして時刻を合わせることができます。

時刻をあわせたら、リューズを押し下げます。

電池の取り扱いに注意する

電池の上下を挟まない

金属製のピンセットで電池の上下を挟むと、電池がショートします。
電池の寿命が著しく短くなったり、新しい電池に交換しても時計が動かなかったりする原因になるので注意しましょう。

では素手で作業したほうが良いのでは？と思ったのですが、指で上下をつまむのも良くないようです。
電池を持つ場合は、横をはさんで持ちましょう。

金属製のピンセットで電池を挟みますと、電池がショートします。

Panasonicよくあるご質問より引用

電池は適切に管理する

電池は非常に小さいので、子供の誤飲に注意してください。

誤って電池を飲み込むと大変危険です。
わが家にも子どもがいるので、古い電池はすぐに廃棄し、新しい電池はパッケージを開封しない、子供の手に触れる場所に絶対に置かないなどの対策をしています。

使い終わった電池は適切に廃棄する

私の住む自治体ではボタン電池は回収してくれないので、公共施設に設置された回収缶に入れています。

そのほか多くの自治体でもボタン電池は回収していないようなので、ご自分の住む自治体が指示する方法で適切に廃棄してください。

使用済みのボタン電池は、近くの電器店、時計店、カメラ店などに設置してあるボタン電池回収缶に入れてください。ボタン電池には、一部、水銀が含まれていますので、適正処理にご協力ください。

新宿区　区で回収していない電池より引用

ボタン電池・充電式電池については、大阪市では回収していません。

大阪市ホームページより引用

SR626WとSR626SWの違いは？

SR626W	デジタル時計用
SR626SW	アナログ時計用

実はSR626という型の電池は、100円ショップでも売っています。
（100円ショップのSR626はSR626Wに相当するようです）

しかし、もともと時計に入っていた電池はSR626SW。
見た目は同じですが、違いはあるのでしょうか？

違いはSR626Wはデジタル時計用でSR626SWはアナログ時計用です。
LQ-142はアナログ時計なのでSR626SWが使用されているんですね。

互換性がありSR626Wもアナログ時計に使用できますが、寿命が短くなることがあるようです。

もともと使用されていたSR626SWを使用するほうが安心でしょう。

基本的には機器に使用されていた同じ品番の電池を使用してください。　

Panasonicよくあるご質問より引用

電池交換の感想　まとめ

無事に元通り動き出しました。

想像よりもずっと簡単で、思い切ってチャレンジしてよかったです。
これでまたしばらく使えそうです。

電池は5個セットのほうが1個あたりの単価が安いみたいです。

ピンセットは電池が非常に小さいので使いましたが、器用な方ならなくても大丈夫だと思います。

電池はソニー製と、村田製作所製が価格が安くおすすめです。
どちらも使いましたが性能に違いは感じられず、価格が安い方を選んでいいでしょう。