ミヤタ「ステンマックス」という高級ママチャリで、自転車通勤をしています。
この自転車には、暗くなると自動で点灯するテールライトがついています。
夜間、後方からの視認性が非常に良くなる優れものです。
日中に太陽光の下に置いておくだけで充電してくれるので、頻繁に電池交換も必要ありません。
しかし、乗り始めて2年くらいたった頃でしょうか、いつの間にかテールライトが点滅しなくなっていました。
残念ながら故障したんだな、と思ってそのままにしておいたのですが、よく説明書を読んでみると
太陽光を十分に当てても自動点滅しない場合は充電池の寿命です。
という文言が。
電池の寿命が原因のようです。
というわけで、早速交換してみました。
- 自転車のテールライトがつかない。
- テールライトの電池交換の方法が知りたい。
ソーラーテールライトとは?
ライトの型番はTL-SLR300というモデルでした。
メーカーはキャットアイ、特徴は以下のとおりです。
センサーが明るさと振動を感知し、夜間走行時に自動点灯。
太陽電池により内蔵電池を充電。
静止後も約1分間点滅。
JIS規格適合のリフレクター。
2時間充電で約8時間点滅可能。
通常は太陽光を受け発電し、それを内蔵電池に充電します。
今回はこの内蔵電池の交換が必要のようです。
交換用の電池は?


ニッケル水素ボタン電池 GP40BVH
というあまり馴染みのない電池を使用しています。
おそらく自転車店などで手に入ると思うのですが、AMAZONで見つけたので購入しました。
電池の交換手順
step1 テールライトを泥除けからはずします
ライトを泥除けから外さなければ電池交換ができません。
泥除けから一旦ライトを外します。
これがめちゃくちゃしんどい。

ライトの裏側がナットで固定されているので、これを外します。
泥除けを外して作業するのが、本来のやり方だと思うのですが、とても面倒くさそうだったので、そのままの状態でチャレンジしてみました。

タイヤと泥除けの隙間にペンチをつっこみ、ナットを少しずつ回します。
少し緩めるとあとは指で回すことができます。

ライトを泥除けから外した状態です。
ナットと泥除けの間に金具が挟んでありました。
step2 充電池を交換します

電池カバーをこじ開けます。
ネジ等では固定されていないので、単純に腕力で勝負します。

カバーを開けることができたら電池を取り出し、新しい電池と入れ替えます。
入り口が小さいのと、少し深くなっているので、ここでもペンチをうまく使って電池を取り出しました。
新しい電池を入れる際は、向きに注意します。
+と表示がある方を上にします。

ボタン電池を金属の器具で表裏を挟む持ち方は、ショートするので注意してください。
ボタン電池を持つときは電気を通さない器具でつかむか、横を挟むように持ってください。
step3 元通りに取り付けます

電池を入れ替えたら、ライトが点滅することを確認して本体を泥除けに再び取り付けます。
これが思った以上に大変でした。
取り外した逆の手順で取り付けます。
作業自体はごく単純なのですが、ライトを抑えながら、金具が落ちないように抑えて、ナットをペンチで挟み込み回す。
めちゃくちゃ狭い空間で。
やりながら思ったのですが、手がもう一本欲しい!
悪戦苦闘しながらなんとか取り付けできました。
最後はライトをテープで固定してから、泥除けを無理やり横にずらして、指を隙間に突っ込んでナットを回しました。
つかなくなったらすぐ交換したほうがいい理由
ソーラーテールライトが点滅しなくなったら、すぐに電池を交換してください。

ずっと入れっぱなしにしておくと、電池が劣化し液漏れします。
ソーラーテールライト本体が故障してしまう恐れがあるので、少なくとも寿命が尽きた電池ははずしましょう。
またライトを泥除けに取り付ける際は、点滅するか確認してから取り付けることをおすすめします。
私は確認しないで取り付けてしまい、また取り外すはめになりました。
電池を交換しても点滅しない場合は

電池を交換しても点滅しない場合は、ライト本体の電池との接点を磨いてみてください。
古い電池をいれたままにしておくと、錆びて接触が悪くなっている可能性があります。
私の場合はティッシュできれいに拭いたら復活しました。
現行モデルのソーラーテールライト

こちらが新しい現行モデル。泥除けに取り付けるタイプです。
性能がUPし、なおかつライトを泥除けから外すことなく電池交換ができます。
同じようなものでシートステー取り付けタイプがあります。
型番が違うので購入の際は注意してください。
