ミヤタ「ステンマックス」で、自転車通勤をしています。
この自転車には、暗くなると自動で点灯するテールライトがついています。
夜間、後方からの視認性が非常に良くなる優れものです。
太陽光の下に置いておくだけで勝手に充電してくれるので、バッテリーの交換や充電が必要ありません。
しかし、乗り始めて2年くらいたった頃でしょうか、いつの間にかテールライトが点滅しなくなっていました。
太陽光を充分にあてても点滅しない場合は、充電池の寿命なので交換が必要です。
充電池は自分で交換できるので、チャレンジしてみましょう!
ソーラーテールライトの型式によって、電池の種類や交換方法が異なるので新モデル、旧モデルともに解説します。
- 自転車のソーラーテールライトの電池交換の方法が知りたい。
- 新モデル、旧モデルに分けて解説します。目次からお選びください。
新モデル キャットアイ「TL-SLR120」の電池交換
![TL-SLR120](https://www.arukamo2.com/wp-content/uploads/2021/02/9f7da71a9e5861c0c087d667a11a4ec9-1024x683.jpg)
![](https://www.arukamo2.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
こちらが新モデルで、電動アシスト自転車などによく使われています。
我が家のもう一台の自転車「ヤマハPAS」にもこれがついています。
交換用の充電池とマイナスドライバーを用意
交換用の充電池はニッケル水素充電池GP17AAAHです。
旧モデルには使用できないので注意してください。
楽天市場などで、手軽に購入できます。
なぜかAmazonでは取り扱いがありません。
マイナスドライバーは電池ホルダーを回すために使うので、小さいものを用意してください。
![GP17AAAH](https://www.arukamo2.com/wp-content/uploads/2021/02/cfa8b3e1fa50b36f2dba85e72feba21e-1024x683.jpg)
![](https://www.arukamo2.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
電池交換の手順
手順はとても簡単で、マイナスドライバーで電池ホルダーを回してはずし、充電池を交換するだけです。
![電池ホルダーを回す](https://www.arukamo2.com/wp-content/uploads/2021/02/f54a989c9a94eb44bf6f85ae7e6be3b9-1024x683.jpg)
中央の溝に、マイナスドライバーを差し込み、OPENの方向へ反時計回りにまわします。
素材がプラスチックです。
やわらかく破損しやすいため、力を入れすぎないように。
中央の三角が一致すると電池ホルダーが外れるので、まっすぐ引き抜きます。
![電池ホルダーを抜いたところ](https://www.arukamo2.com/wp-content/uploads/2021/02/2763066d4fe32e6354655913f8df749c-1024x683.jpg)
![充電池を交換する](https://www.arukamo2.com/wp-content/uploads/2021/02/0105fe3ec45d8d7f4ca61b5dcd64705c-1024x683.jpg)
電池の向きに気を付けて、新しい電池と交換します。
電池ホルダーを、はずした逆の手順でもとに戻します。
日光にあて、充電してください。
旧モデルに比べて、電池交換が格段に簡単になりました。
とてもうれしいです!
旧モデル キャットアイ「TL-SLR300」の電池交換
![TL-SLR300](https://www.arukamo2.com/wp-content/uploads/2021/02/28636c7cb52640982c4802a474a58565-1024x683.jpg)
「ステンマックス」のソーラーテールライトは旧型でキャットアイTL-SLR300というモデルでした。
特徴は以下のとおりです。
センサーが明るさと振動を感知し、夜間走行時に自動点灯。
太陽電池により内蔵電池を充電。
静止後も約1分間点滅。
JIS規格適合のリフレクター。
2時間充電で約8時間点滅可能。
交換用の電池GP40BVHは製造終了
![ニッケル水素ボタン電池 GP40BVH](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152647.jpg)
交換用の充電池はニッケル水素ボタン電池GP40BVHです。
あまり馴染みのない電池を使用しています。
残念ながら製造終了のようです。
以前はAmazonで簡単に購入できたのですが、現在は購入することができません。
自転車店などで在庫があれば幸運ですね。
現行品に使われているGP17AAAHは使用することができないので注意してください。
旧製品(TL-SLR200N/TL-SLR100N)の交換用ニッケル水素ボタン電池(GP40BVH) は生産・販売を終了しております。
CATEYE製品情報
電池の交換手順
テールライトを泥除けからはずさなければ電池交換ができません。
かなりしんどい。
![自転車ソーラーテールライト裏側](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152522.jpg)
ライトの裏側がナットで固定されているので、これを外します。
泥除けを外して作業するのが、本来のやり方だと思うのですが、とても面倒くさそうだったので、そのままの状態でチャレンジ。
![自転車ソーラーテールライト交換](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152529.jpg)
タイヤと泥除けの隙間にペンチをつっこみ、ナットを少しずつ回します。
少し緩めるとあとは指で回すことができました。
![TLーSLR300ソーラーテールライト](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152619.jpg)
ライトを泥除けから外した状態です。
ナットと泥除けの間に金具が挟んでありました。
![ソーラーテールライト 電池交換](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152629.jpg)
電池カバーをこじ開けます。
ネジ等では固定されていないので、単純に腕力で勝負します。
![ソーラーテールライト 電池取り外し](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152505.jpg)
カバーを開けることができたら電池を取り出し、新しい電池と入れ替えます。
入り口が小さいのと、少し深くなっているので、ここでもペンチをうまく使って電池を取り出しました。
新しい電池を入れる際は、向きに注意します。
+と表示がある方を上にします。
ボタン電池を金属の器具で表裏をはさむと、ショートするので注意してください。
ボタン電池を持つときは電気を通さない器具でつかむか、横を挟むように持ってください。
![ソーラーテールライト 点滅確認](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152459.jpg)
電池を入れ替えたら、ライトが点滅することを確認して本体を泥除けに再び取り付けます。
私は、点滅を確認せず泥除けにとりつけ、またとりはずすということをやってしまいました。
取り外した逆の手順で取り付けます。
作業自体はごく単純なのですが、思った以上に大変でした。
悪戦苦闘しながらなんとか取り付けできてよかったです。
もうやりたくない。
点滅しなくなったらすぐ交換したほうがいい理由
ソーラーテールライトが点滅しなくなったら、すぐに電池を交換してください。
![ソーラーテールライト 充電池 錆びる](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/arukamo/20201216/20201216152606.jpg)
ずっと入れっぱなしにしておくと、電池が劣化し液漏れします。
ソーラーテールライト本体が故障してしまう恐れがあるので、少なくとも寿命が尽きた電池ははずしたほうが良いでしょう。
新型のソーラーテールライト
旧型の充電池が製造中止になってしまい、簡単に手に入らなくなってしまいました。
私は本体が故障したことを機に、新しいタイプに交換しました。
![](https://www.arukamo2.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
こちらが新しい現行モデル。泥除けに取り付けるタイプです。
性能がUPし、ライトを泥除けから外すこと、なくとても簡単に交換できるところが気に入っています。
同じようなものでシートステー取り付けタイプがあります。
型番が違うので購入の際は注意してください。