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革製のスニーカーは水洗いしてもいい?ボロボロのニューバランスを徹底的にきれいにしてみた

この記事は

長く使用したスニーカーをきれいにしました。
お手入れに使ったもの、手順をまとめました。

具体的な手順としては、まずきれいに洗います。洗剤はシャンプーを使い手洗いしました。洗ったら、型崩れしないように詰め物をして陰干しします。

そのあと、ミッドソールの剥がれ補修、補色、インソール(中敷き)交換、シューレース(靴紐)交換の流れです。

※基本的に革製スニーカーは洗わずに、専用のシュークリーナーなどでメンテナンスします。

水洗いすると、色落ちや変質の原因になります。今回は、すでにかなり色落ちしていることと汚れがひどかったため、やむを得ず水洗いしました。

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スニーカーはニューバランスML574

メンテナンスするスニーカーはニューバランスML574です。

丸みをおびたカジュアルなフォルムと、ゴツい靴底が特徴のユニセックスモデル。

妻のスニーカーです。

素材はスエード。

革スニーカー水洗

水洗いして乾かした状態です。

もともと相当色あせてボロボロなので、水洗いによる革の変質具合や、新品の状態からどの程度色落ちするかは正直なところわかりません。

だいぶ汚れは落ちました。

新しいスニーカーを水洗いするのはやめたほうがいいと思いますが、十分履き込んでくたびれてきたスニーカーなら洗ったほうがキレイになるかな、という印象です。

汚れが落ちてきれいになったぶん色落ちが目立ってきました。

実物は画像よりもだいぶ白くなっています。

ミッドソールの剥がれ補修

ニューバランス 靴底ソール 剥がれ

 ミッドソールが剥がれてきていたので補修します。

使ったものはダイソーの靴底補修用のボンドを使用しました。

靴底補修材

 使った感想としては、乾くのが遅くなかなかくっつきません。

接着面をギュッと押さえ続け、なんとかくっつけることができました。

使い勝手がいいとは言えませんね。

靴底補修

 なんとかくっつきました。

 抜けた色を補う

FAMACOスエードカラーダイムリキッドで抜けてしまった色を補います。色はブラックです。

FAMACOカラーダイムリキッド

まず初めに、余計な場所に色がつかないようにマスキングテープで養生します。

マスキングテープ 養生

 FAMACOスエードカラーダイムリキッドは先端が丸いスポンジになっていて、細かい部分を塗るのが大変です。

初めに際まで丁寧にマスキングテープを貼っておけば、はみ出さずにきれいに仕上がります。

また、はみ出しを気にせず大胆に塗り進めていけるので、作業スピードが格段にあがります。

面倒な作業ではありますが丁寧に行いましょう。

養生が済んだら早速、塗っていきす。

FAMACOカラーダイムリキッド

スポンジ部分を下にして押し込むと、液がしみ出してきます。

いらない布などで試し塗りをし、にじみ具合を確認するといいと思います。

この液をスニーカーに押し付けるように色を塗っていきます。

スニーカー 補色

向かって左側が1回目を塗り終わった状態です。

画像では分かりづらいですがうまく色が乗り、格段にキレイになりました。

ムラにならないかと恐る恐る作業しましたが、おぼつかない手付きでもムラにならずに塗ることができました。

キレイに仕上げるコツ

一度で仕上げようとしないことがポイントです。

部分的に何度も塗るのではなく、全体にまんべんなく塗り、それを好みの濃さになるまで重ね塗りを繰り返しましょう。

また、塗った直後と乾いた後では、色の見え具合が変わります。

一度全体を塗り終わったら、少し乾かして色の具合を確認しましょう。

薄い場合は重ね塗りをします。

私は3回重ね塗りをしました。

塗る前
塗った後

 色が補われただけでなく、革の状態も良くなりました。

一足を3回塗りましたが、ボトルの中の液はまだまだ残っています。

初めは、キレイに仕上げようと細かいところから1箇所づつ丁寧に塗っていましたが、あまり1箇所に集中してしまうと、先に塗ったとところから乾いてしまい、それがムラになってしまいます。

全体にまんべんなく塗ってしまい、細かい部分は後で様子を見ながら塗るのがキレイに仕上げるコツです。

手についても洗えば落ちますし、とても扱いやすく簡単でした。

必要なものは根気だけですね。

インソール交換

 ボロボロで穴が空いていたインソール(中敷き)を交換します。

ニューバランス インソール

ニューバランスRCP130です。サイズはSサイズです。 

 軽量素材REV-LITEを使用しており、クッション性と通気性を備え、表面は滑りにくい素材になっています。

妻に使用した感想を聞きましたが

「最初からついていたものとの違いがわからない」ということでしたので、もともとの物と同等の性能といったところでしょうか。

特に蒸れるとかはないそうです。

RCP130

スニーカーのサイズは24cmでピッタリでした。

もし大きい場合はハサミで切って調整します。

もともとのインソールと重ねて切ると間違いないと思います。

靴ひも交換

シューレース(靴紐)を交換します。

アシックスのカラーシューレースを使用しました。色はブラックです。

安くて、種類が沢山あったのでこれにしました。

アシックス 靴紐

 もともとついていた靴紐が長すぎると思っていたので、少し短い110cmを選びました。

アシックスカラーシューレース

初めはもとの靴紐を洗って再利用しようと思っていました。

しかし、外してみるとボロボロで洗ってもキレイにするのは難しかったので、新しいものに替えることに。

靴紐が新品になるだけで、見違えるほど見た目がキレイになります。

値段も安いので費用対効果はバツグンです。

消耗品と割り切って交換することをオススメします。

お手入れ終了

before

ml574

after

ml574
ml574

見違えるほどキレイになりました!

色が戻っただけでなく革の状態もよくなりました。

靴紐もブラックに変えて正解でした。

作業は難しいところはなく、やる気さえあれば大丈夫。

FAMACOスエードカラーダイムリキッドは、補色の他に、革に栄養を与え、防水の効果もあるようです。

1本で手入れが簡潔するので、とても楽でした。

思った以上の仕上がりに大変満足です。

もうしばらく履けそうです。

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