自分で自動お掃除付きエアコンを掃除してみました。
エアコン機種は 三菱「霧ヶ峰」MSZ-EM40E2S 2015年製です。
組み立て後に異音が発生するというトラブルに見舞われました。
原因はファンの取付け位置がずれていたことでした。
組み立てから順に説明したいと思います。
組み立て手順
ファンの取り付け

エアコンファンにゴムの軸受を取り付けます。
この時グリスがあれば使用したほうがいいかと思います。
まず右側から差込み、熱交換器を少し持ち上げ軸受をはめます。
ファンの羽のない部分からネジを差し込み締めます。
この時ファンの位置が悪いとネジが最後まで締まりません。
これが異音トラブルを引き起こす原因でした。
熱交換器のネジはまだ締めない。
ドレンパン取り付け

まずドレンホースを繋げます。
水漏れしないように、ツメがかかるまでしっかりと差し込みましょう。
あとはそのままドレンパンをはめ込みます。
これがなかなか大変でした。
右側は比較的簡単にはめ込むことができたのですが、左側がなかなか入らない。
熱交換器を少し持ち上げながらやると、なんとか入りました。
お掃除メカ取り付け

ここは簡単に取り付けできました。
中央の表示部にお掃除メカの外し方が書いてあるので、逆の手順で取り付けていきます。
表示部組み立て取り付け

表示部分は簡単に取り付けできました。
注意点は配線がどこを通っていたのかわからなくなったので、写真を見ながら配線を通しました。
コネクターが刺さっている所と、配線の通り道は必ず写真を撮っておくこと。
通り道がわからなくなると配線が収まらなくなります。
電装品カバー取り付け

電装品カバーを取り付け、ネジを締めます。
カバーがうまく入りませんでした。丁度いい角度があるようです。
そして取り付け後ちょっと浮くのですが、最初からこうだったのか、配線が噛んでいるのかは最後までわかりませんでした。今の所不具合はないので、問題ないようです。
ウォーターカバーを取り付けます。差し込むだけです。
カバー類を取り付ける

中央、左、右の順番で取り付けていきます。ネジでとめます。

ネジの隠しカバーを忘れずに取り付けます。
フィルター、ルーバーを取り付ける

各種フィルターを差し込み、ルーバー類を取り付けます。
安心ストッパーが不完全だと起動しなくなるので気をつけましょう。
最後にコンセントをいれ、掃除リセットボタンを押して完了です。
異音トラブル 原因と対処法
試運転をしようと起動した瞬間
ガリッ ガリッ ガ ガガガガッ
ヤバい音がしたのですぐ停止。
原因はファンが正常な位置からずれていたためでした。
ファンを取り付ける際、左右に遊びがあります。
色々試した結果、
・ファンを右側に寄せすぎると ガッガッ という何かに干渉するような音
・ファンを左側に寄せすぎると シュルシュルシュル という擦れるような音
がします。
ファンが正常な位置にあるかの判断は、取り付けネジが根本までしっかり締め付けられているかで判断します。
ファンを取り付け直すと異音は無くなりました。
少しでも異音がした際は、すぐ停止しましょう。
運転を続けると、異音が消えることもありましたが、根本的な解決にはならないので、ファンの取付を確認しましょう。
(なぜか送風にした時、冷房から暖房に切り替えた時などに異音が発生)
まとめ
起動して異音が発生した時は
「あぁやっちまったな」
と絶望しましたが、無事完了して本当に良かったです。
分解、清掃、組み立てとやってみて、めちゃくちゃ大変でした。
エアコン清掃を業者に頼むと高い理由がわかりました。
今回かかった金額は、
踏み台、蓄圧式噴霧器、フィン用洗剤、マスカーテープ、養生テープ、マジックリン、ブラシ、で合わせて9000円くらいです。
(踏み台だけで4200円)
結構かかったな。
フィン用洗剤も1本余っているし、買い足すものは特にないので、次回は追加費用なしでできると思います。
数年に1度くらいの頻度での清掃なら、業者に頼んだほうが確実です。
1年に1度の頻度なら、自分でやる価値はあると思います。
(くれぐれも自己責任でお願いします)
